南米で大きな地震が相次いで起こっていますが、 被害も甚大ですね。自然の驚異を目の当たりにします。地球儀ではチリは日本の反対側にある遠い国ですが、太平洋という海では日本と直接繋がっている状態なのだという事がよくわかります。紛れも無くチリで発生した振動が、数時間後には水を伝って日本に来るんですから、そう考えるとすごい事です。やぱり地球は丸くて、継ぎ目が無いんだなと思います。
2010年3月1日(月) 今日も昨日同様とても良い天気です。 このところ、朝の植木の水遣りを毎日きちんと行っています。スペースが広いので、水遣りといっても、どんなに急いでも30分はかかる。朝の忙しい時間に貴重な時間を裂くことになりますが、それが今年は朝の日課として定着。水遣りは単純にいうと目に見える愛情表現だと思いますが、この愛情にまた素直に答えてくれるのがお花なのです。きちんと目に見える形で答えるところがスゴイ!現在、バルコニーは緑で一杯です。 ここ2年は植物の命より人の命の方を、当たり前ですが優先していたので、手入れされなかった植物達はそれなりに傷んでいました。それが、最近は眠りから覚め、力を蓄え、害虫もはねのけ逞しく成長しています。スゴイパワーですね。植物を見習って、素直に元気に今日もガンバリマス! 2010年6月3日(木) 昨日は、上野動物園の熊舎をずーっと観察して、マレーグマ、ツキノワグマ、エゾヒグマ、ホッキョクグマと4種を比較して眺めました。北に生息する熊ほど、身体が大きくなる。それは、体温を保つための種の工夫の結果もたらされたもの。その他、生息環境で身体の形態が異なってくる。例えば熱帯、亜熱帯に生息するマレーグマは、密林に生息するためなのか、長く曲がった爪を持っており、四肢が何かを抱きかかえるような骨格になっている。それはおそらく木に登ったり移動するために、長年かかって進化、発達した結果なのだと思う。 この関連記事は⇒こちら 6月13日(日) 明け方、母が夢に出てきて目が覚めて…そのまま朝日を眺める事に。この美しい景色は母からのプレゼントだなぁ。皆さんにも明け方の景色をお裾分けします。今日の記事を見て下さい。 今年は、蝶の少ない年で、優雅に蝶が舞う姿を今だいくらも見ていません。冬に入る前にさなぎになって年越しした筈ですが、天候のためか、あるいは、何かの事情で処分されたか、春の羽化が少なく、産卵数も少なかったのでしょう。夏の蝶もこの分ではあまり期待できません。しかし、昨日、【ツマグロヒョウモンチョウ】を見かけました。やっぱり、東京ではあまり見られない蝶だけに、突出して目立ちました。【はらぺこあおむし】の読み聞かせを子供にするお母さん達が、虫の幼虫をみて殺したり嫌がったりするのは、なんか違ってるんじゃないかなって思います。虫好きな私としては…ちょっと残念。 7月10日(土) 連日猛暑です。大変な暑さ、しかも、夕立もなく…。朝の植木の水遣りを怠ると大変な季節になってしまいました。愛する老犬のために、一日ほとんどクーラーをつけ続けてます。年老いた動物達にも受難の季節。暑いだけでエネルギーが消費されてしてしまうので、ご高齢の方にとっても気をつけないといけない時ですね。どうぞ、無理しないで、昼間は家の奥でゆっくりして下さい。 【ふすま/向井周一郎著】を読みました。この本は、建具としての襖について研究した専門書ですが、日本人の住居に関してなるほどということが書いてある。とても良い本でした。今、和紙を調べる行為を通して、日本人を知るプロセスを歩んでいるような気がします。日本人の繊細さや逞しさの原点、そこに横たわる風土。やはりこの島国だからこそ成り立った日本人的な感覚があることを感じるんです。インターナショナルな感覚の人が多くなった時代だけれど、そこに脈々と流れる血は決して失われていない。そんな風に思います。 7月22日(木) 近所の小さな公園では、早朝のラジオ体操を行っています。きっと誰かが率先してこんな機会を作っているんでしょう。今風に考えるとワークショップですね。昔から人と人を結びつけるコミュニケーションの方法はいろんな物があったと思います。夏休みの朝、胸から下げたラジオ体操のスタンプカードにハンコが押されていく事と、絵日記のノートがドンドン終わっていく事に、子供ながらの達成感を味わっていたような気がします。畳の上に寝転がって、縁側から入りこむそよ風に当たりながら昼寝をして起きた後は、母が冷蔵庫で冷やしたスイカを大きな皿に入れて運んでくれました。お決まりのように、私と妹はスイカの種を口の周りに幾つかつけてご馳走様をしました。そしてまた、寝転がりました。軒先の日陰から流れる風は本当に気持ちのよい温度でした。 7月25日(日) 大雪といっていた割には、あっさりとやみました。 今、窓の外にはまんまるになったつぐみが居ます!羽をふっくら膨らませて、寒いんでしょうねぇ。小鳥の姿は可愛いですね。胸元の点々模様と明るい茶色の羽毛が、つぐみの目印。シベリアから越冬してきて春が来るまで日本で過ごすんですよ。 2011年2月12日(土) 昨日過去の災害の記録を調べてみたところ、1855年に起きた安政大地震は、東南海大地震から関東直下型地震に連動したらしい。この地震が起きる前1853年頃から2年間大小の地震が続いていたようです。1923年に起きた関東大震災は単独で発生、20万人の死者を出したとされています。太平洋戦争で亡くなった方は400万人。比較する土台にありませんが、災害で20万人はかなりの数ではないでしょうか。 その他にも、1707年に富士山噴火、1779年と1913年には桜島噴火、近年様々な地下活動が続いています。まさに災害列島日本!です。私たちの祖先は、こんな過酷な環境の場所を選んで生活を始めました。どんなことが起ころうと島国だから逃げられないんです。諸行無常…ってこんな風土だからこそ、持たざるを得なかった哲学なのかな―と思います。さあ、さあ、今日も良い日にしましょう! 3月24日(木) ブログを愛読して下さっている皆様にご報告があります。11月にオブジェの白樺に産み付けられたカマキリの卵、昨日の朝、無事に孵化しました。写真に撮ろうとしたのですが、あまりに子供が小さく細くて写りませんでした。生まれた時点で殆ど大人に近い形、弱弱しい鎌も持っています。見つけた後、ベランダの外に白樺の枝を出しました。あとは三々五々風に乗って子供達はどこか遠くに飛んでいくことと思います。沢山生まれても成虫になるのは何匹も居ないでしょう。世間の荒波を頑張って乗り越えて! 2011年4月14日(木) 昨日は、久しぶりに玉川上水の側道を歩きました。ご存知の通り、私の大好きな場所でもあります。気持ちよい木陰、6月にあの道を歩く機会は今までありませんでした。 カメラを家に忘れてきて残念に思いながら、携帯も例によって電池切れ(私は外出中に電池切れすることがよくあります)。写真は撮れないなと思っていたところ、ふと顔をあげて2m(も無かったかもしれない)先に目をやると、まっすぐ延ばせば1.5mほどもある蛇が!!!!!!!しばし、じーっと立ちすくみ、―そうそう、大きな黒いゴキブリが目の前に現れると、何も出来ずに見続けて固まってしまうあんな感じ―。周りに人は居ないし、―そうそう、3月の地震の時と同じで怖さやオドロキを共感する相手の無い状況―。固まっている時間の中でも頭の中では、これは毒のある蛇なのか、蛇は私に気がついているのか、携帯触りながら気がつかないで歩いていたら踏んでいたかも、とかグルグル考えてました。おそらく、この時カメラを持っていても、写真を撮るという状況にはならなかったでしょう。 そんなうちに、側道のまんまん中で立ち止まっていた蛇は、くるっと頭を右90度回転して私の事を眺めると、さっと振り返って川の方の左の繁みに戻ってしまった。そう。私とその蛇は一瞬見つめあったのです。あんな長い蛇を自然の中で見たのは初めて。蛇の種類は全く分からない、青大将??? 蛇は縁起良いともされるので、ラッキーと思いなおして、何事もなかったように再び歩き始めた私でした。この話にオチはあったでしょうか…長い文章読んで頂きありがとうございました。 6月8日(水) 平泉が世界遺産登録を達成! リベンジが叶ってとうとう奥州平泉が世界遺産に登録された。平泉は、『平安時代末期に奥州藤原氏が建てた寺院や庭園などで構成されている。普遍的意義をもつ「浄土思想」を表現したもので仏教と日本の自然崇拝が融合し、日本独自の庭園である点などが評価された』という。 日本の世界遺産はこれで16件登録された。屋久島(鹿児島)、白神山地(秋田・青森)、法隆寺地域の仏教建造物(奈良)、姫路城(兵庫)、古都京都の文化財(京都・滋賀)、白川郷・五箇山の合掌造りの集落(岐阜・富山)、原爆ドーム(広島)、厳島神社(広島)、古都奈良の文化財(奈良)、日光の社寺(栃木)、琉球王国のグスク及び関連遺産郡(沖縄)、紀伊山地の霊場と参詣道(奈良・和歌山・三重)、知床(北海道)、石見銀山遺跡とその文化財景観(島根)、小笠原諸島(東京)、平泉(岩手)である。(朝日新聞26日より) 以前この地を訪れた時、確かに日常から瞬時に異次元に連れ出されたような気がしたのを思い出した。さすがに現在は極楽浄土を連想させるほどの華やかさはないものの、当時の人が極楽浄土を思い描いて作った場と考えると、何やら天国のようにも思えたから不思議だ。過去の関連記事⇒中尊寺まで山歩き・北上川・極楽浄土の蓮池・“毛越寺”私の視点 6月27日(月) 早朝から突風の雨、台風の影響がしっかり関東にも及んでいます。随分ゆっくりペースで台風は進んでいるようです。明日、明後日までこんな感じの天気なんでしょうか… ところで、目に見えない放射能、現在家畜に及んで大事になっていますが、今後、思いがけない所に現れてきそうですね。放射能汚染が検出された家畜(牛)は、“セシウム牛”なんて呼ばれて気の毒。そうなりたくてなっているんじゃないんだから、普通に“牛”と呼べばいいんじゃないかと思うが、おおげさに恐怖心をあおるような表現をする。俄かに流れる造語は、その物への尊重と本質を欠くことがしばしばあって気分が良くない。マスコミの品性の低さにガッカリするよ。 7月19日(火) 今日は暑くなりそうですね。たまった洗濯物、一気に洗い上げています!窓の外から、夏を惜しむように蝉の声が聞こえてきます。突然の寒さで羽化しそびれていたのか、ミンミンゼミの啼き声もまだアブラゼミのものと混ざって聞こえています。もうとっくに、ツクツクホウシの声と入れ替わる頃かと思いますが。 我が家でこの春生まれた鈴虫、無事に成虫になったのは雄一匹だけでした。今朝、最終の脱皮が終わったようで、立派な羽を持った姿を見せてくれました。そこで、鈴虫の雌を買ってこようと思います。雄の美しい啼き音は雌のために奏でるもの。恋をしてもらわないと、この鈴虫は啼く事に気がつかないまま一生を終えるかもしれませんから…。 8月28日(日) おはようございます。新たな台風の発生。今朝は少し荒れた風が窓から入ってきています。 先日、奈良の紙漉き、福西和紙本舗の福西弘行さんにお手紙を出したところ、昨日お返事が届きました。紀伊半島―特に和歌山県と奈良県の南部は、先日の台風で大きな水害を受けているので心配していましたが、お変わりなくお過ごしのようで安心しました。紙漉きの里は水が豊富でなければ成り立ちません。宝のような大切な水によって被害を受けるのは地元の方にとっては複雑な思いでしょう。初秋の台風シーズンが去って、穏やかな深まる秋が来る事を祈るばかりです。 9月17日(土) おはようございます☆台風一過で元気な朝日が昇っています。今回の台風は日本列島を舐めるように北上していきました。 震災に続き、水の怖さを改めて目の当たりにしましたね。自然のもつ癒し、優しさを私たちは愛していますが…反面、自然は厳しく過酷であり畏れる対象です。自然と共に生きるという行動の中には、人間が自然を守るという上から目線の立場で眺める場合と、自然に従うという下から目線の立場で付き合う事もあるんですよね。自然への下から目線、大事にしたいです―私は。 秋のお彼岸、週末は良い天気になりそうだから気持ちよくお墓参りできる~ 9月22日(木)
by hanatsudoi
| 2010-03-02 07:21
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