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仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護

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文化財保護法制定60周年記念
仏教伝来の道
【平山郁夫と文化財保護】展

会期:2011年1月18日(火)~3月6日(日)
会場:東京国立博物館 平成館


平山郁夫と文化財保護
 2009年12月、79歳で世を去った日本画家、平山郁夫氏は、創作活動と表裏一体をなすものとして、世界各地で危機に瀕している、かけがえの無い文化遺産の保護に尽力しました。みずからの被爆体験を原点とした平和への強い祈りは、仏教関連の遺跡やシルクロードなどを精力的に取材するなかで、貴重な文化財を守り伝える活動へとつながっていきました。
 本展覧会は、平山郁夫氏の文化財保護に関わる偉大な活動を顕彰し、その業績を通して文化財保護の重要性や課題をあらためて広く知っていただこうとするものです。インド・パキスタンをはじめ、アフガニスタン・中国・カンボジアなど、平山氏が事に関心を寄せた仏教伝来の道に沿って、そこに残された仏像や壁画など計約100件とともに、画伯の活動の集大成ともいえる「大唐西域壁画」の全貌をお届けします。(会場配布のリーフレットによる)



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東京とは思えない景色
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建物の隙間からは新東京タワーが見えます
結構大きく…ね
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不忍の池の方向に沈む太陽の光

素晴らしい絵画を鑑賞できました。
どうやったら、あんなに綺麗な青色が作れるんだろう
西方浄土須弥山は、眩しすぎて涙が出そうだった



展覧会の構成と主な出品

第一部:文化財の保護と継承―仏教伝来の道

序章:平山郁夫 取材の軌跡

第一章:インド・パキスタン マトゥラー・ガンダーラ
【天堂苑樹】 平山郁夫筆
女神像奉献板
欄楯柱
仏陀立像

第二章:アフガニスタン バーミアン
【バーミヤン大石仏を偲ぶ】 平山郁夫筆
【破壊されたバーミアン大石仏】 平山郁夫筆
壁画断片
仏伝図「カーシャパ兄弟の仏礼拝」

第三章:中国 西域
【楼蘭の遺跡】 平山郁夫筆
舎利容器
壁画 持香炉菩薩跪像

第四章:中国 敦煌
大方広仏華厳経 巻第八
菩薩立像幡
【敦煌三危】平山郁夫筆
【敦煌鳴沙】平山郁夫筆

第五章:中国 西安・洛陽・大同
【雲崗石仏】平山郁夫筆
仏頭
宝慶寺石仏群
供養者列像

第六章:カンボジア アンコールワット
【アンコールワットの月】平山郁夫筆
観音菩薩立像
ナーガ上の仏陀坐像


第二部:文化財保護活動の結実―大唐西域壁画

【明けゆく長安大雁塔・中国】平山郁夫筆
【西方浄土 須弥山】平山郁夫筆
【ナーランダの月・インド】平山郁夫筆
大唐西域壁画大下図
by hanatsudoi | 2011-01-30 20:09 | アートの勉強 | Trackback | Comments(0)
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