奈良 吉野の楮を使う

来週13日~14日、
上野松坂屋催事場にて行われる、
いけばな協会の華展第3次展示に作品を出します

今回のパートナーは、
大学同窓生のなつさん
いろんなことについての話が尽きない芸術家

2010年は和紙に開け和紙に暮れた
だから、
今回の生け花には
そんな一年の記憶を形にしたいと思った

なつさんは表具を作っている
表具とは屏風や軸のこと
和紙とは切っても切れない日本独自の造形だ
そんな縁もあって
私が希望した素材(楮)に
なつさんもすぐ同意してくれた

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この美しい物
実は、和紙をつくる楮
和紙の繊維を作るじん皮と呼ばれる部分を剥がし取った残骸
表現は悪いが、和紙の現場では“ゴミ”である
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2月に取材に訪れた奈良吉野の福西和紙本舗
そこで作っている宇陀紙は、
一流の表具の裏打ちの紙として知れ渡っている

作業場から少し離れた所に、
この楮がたくさん積み上げられていたのを、
少し分けてもらい、
奈良から送って頂いたのだ
今回の展覧会で、
“ゴミ”としてしか扱われていなかったモノを、
生き返らせたいという思いで作品にする
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美しい滑らかな女性の白肌のような質感を
この楮から感じてもらえたら嬉しい
by hanatsudoi | 2011-03-04 19:16 | 花あしらい | Trackback | Comments(0)
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