今年のこと

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今日は2012年
最後の日

ということで、個人的な事も振り返り
お話します

今年は、大事な命を二つ無くしました
この悲しい出来事から救い出してくれたのが
秋に予定していた手漉き和紙の力展です
悲しんでいる時間を作らせない環境が
今日まで落ち込まないで過ごせた理由です

私の活動に対する沢山の方の応援もありました
ますます、悲しんでは居られなくなりました

18年も一緒に過ごした愛犬が5月に、
5年ほどお世話をしていた独居のおばが9月に亡くなりました

私は、友人が立ち上げた哲学の会という場所で、
哲学を学んでいます
先日のテーマは幸福

幸福って
環境によって変るものだろうか
戦火の中やアウシュビッツの収容所でも幸福はあるのか?あったのか?

私はそういった環境に身を置いたことは無いので、
想像しか出来ませんが
過酷な環境においても幸福と感じる瞬間はあるのではないかと思っています
ふと見た空の美しさに
頬に触れたそよ風の気持ち良さに…

愛犬は肝臓癌でした
病院で検査をして癌と告知されてから1週間で亡くなりました
自宅で看取りましたが
人間に与えられるような痛み止めも無く
随分痛みで苦しんだのではないかと思います
今思うと安楽死という方法もあったのですが
おそらく、その時に気がついたとしても、
命の終わりがいつか解る筈も無いのですから
ほんの少しの希望も捨てずに看病し続けたに違いありません


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この写真は、亡くなる3日程前のものです
肝臓が膨れ上がって
寝返りも出来ない状態になっていましたが
寝顔に幸福感が漂っているように
私には見えるのです

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この写真は亡くなる前日

犬の事を例にあげて
意見を述べるのもオカシイというのは解っていますが、
どのような環境においても
末期癌の状態であっても
絶望の中でさえも

幸福である権利を私たちは持っていて
そして
自分で放棄(あるいは病気で)しない限り
幸福になれるように生まれていると思うのです

2013年
皆様が幸福でありますように
心からお祈りいたします

木南有美子
by hanatsudoi | 2012-12-31 23:12 | エッセー | Trackback | Comments(0)
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