平成22年度 武蔵野美術大学卒業制作・大学院修了制作 優秀作品展

平成22年度 
武蔵野美術大学卒業制作・大学院修了制作 
優秀作品展


*地震の影響で会期が変更になりました
会期:2011年4月4日(月)~4月20日(木)⇒4月11日(月)~27日(木)
   10:00~18:00 (土曜日は17:00まで・日曜休館)
会場:武蔵野美術大学(小平市小川町1-736)
   12号館地下一階展示室


    *造形作品のみの展示に変更され、
       卒業制作論文の展示は行われないことになりました。
 


下記、ご参考までに


ちぎり絵の大衆普及の背景にあるもの―土佐典具帖紙を救ったのは何か―

 私がこの研究を始めるきっかけとなったのは、「ちぎり絵に使われて命を吹き返した、しなやかな和紙を漉くのは、今は人間国宝・濱田幸雄さんただひとり」(別冊太陽『和紙と暮らす』増田勝彦監修/平凡社/2004)という一文と出会ったからだ。“ボケ防止”などと言われて高齢者の趣味にもなっている「ちぎり絵」が「土佐典具帖紙」の衰退を救ったというのは事実か。それが事実ならば、どうやって救ったのだろうか。
 調べていくうちに、「ちぎり絵」が日本全国に急速に普及した時代があり、その描画材に「土佐典具帖紙」が使われて大量に消費されるようになったことが分かった。歴史上では一行の文章で済むことだが、その背景には脈々と繋がる過去があり、沢山の人たちの行動と支えがあって生まれた結果なのである。
 本論文は、社会に生きるヒトの心を動かすことが出来たモノが時を越えて残されていく過程を、「ちぎり絵」と「土佐典具帖紙」の関係から明らかにした研究である。

                                                         木南有美子
by hanatsudoi | 2011-03-24 15:03 | アートの勉強 | Trackback | Comments(0)
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